清越鉱山その4

清越鉱山続き。
コンプレッサー室を出て、この旅の目的である有名な木造選鉱所に向かいます。


本当は上から来たのですが、分かりやすいように選鉱所の下層の方からご紹介。
普通に下から入るとまずはこの木造トロッコと軌道がお出迎え。


美しい木造建築の選鉱場。
そう、これを見たかった！！


木造建築という事もあって上層部は崩壊が著しいのですが下層の方はまだまだ綺麗です。


幾何学的に組まれた柱が素晴らしい。


ここは選鉱場の上層部にあたる所。
坑道とほぼ同じ標高に位置します。


いつ抜けてもおかしくない床。
窓から良い眺めが望めるんでしょうが怖くていけねぇっす（同行者は何食わぬ顔で行ってましたが・・・）。


少し離れた所にあったホッパー跡。
こちらも崩壊が著しいですね。


次回は例によってドール写真など・・・

清越鉱山その3

清越鉱山その3
倉庫（事務所？）の奥には坑道の入口があります。


軌道も残っていますね。


入ってすぐに柵があり奥には行けなくなっています。
まあ、開いていたとしてもさすがに奥に行く気にはなりませんが・・・


噂によるとこの坑道はとなりの持越鉱山に繋がっているとか・・・
だとするとかなり長い坑道ですね。


所かわってこちらはまた別の建物。
発電施設というかコンプレッサー室になるのかな？
倉庫の奥をヤブコギすることでたどり着きました。
鉱山の施設の中で一番高いところにある施設っぽい。


巨大なコンプレッサー。
鉱山や工場ではで馴染みの機械ですね。
いまだに良くは分かっていないですが・・・

周りには木々が生い茂っています。
冬だとまた違う雰囲気になるんでしょうねぇ
でも冬は寒くて廃墟に行く気にならんのじゃよ。


例によって謎マシーン。




ここも天井は一部崩壊しています。
比較的新しい鉱山のようですが、木造中心なので、完全崩壊は時間の問題でしょうね・・・




巨大な機械と錆、窓から差し込む木漏れ日。
こういう施設は廃墟として定番ですがやはりいいですね。

つづく

清越鉱山その2

引き続き清越鉱山。
資材置場の奥に行ってみます。


木の扉の隙間から漏れる光がとってもキレイ。
板の組み方に特徴がありますね。


格子状に組まれた木。
もう何十年も経っているのに、かなりしっかりしています。



なつかしの黒電話。
積もった埃が過ぎた時間を感じさせます。なんつって。


一番奥にはステキな赤いメカ。
なんかカワイイなー
何に使われていたメカなんでしょうか・・・


なかなか美しい所ですが、埃が尋常じゃないくらい凄い・・・
あまり長居できない所ですね。

続く

清越鉱山その1

大仁金山からの続き。

金山跡を後にし、目指すは伊豆の廃鉱山の中でも有名な清越鉱山。
途中、地獄極楽めぐりというステキな建物で一休み。
正面に「Heaven And Hell」とちっちゃく書かれているのがいい味出してます。
ロニー・ジェイムス・ディオもびっくり。


その後すこし迷いつつも到着。
例によってここも階層構造になっていますが、下からでは無く上からのアプローチで潜入。
ちょっと怖い所もありましたが・・・

写真はほぼ鉱山施設の一番高いところにある資材置場のような木造のたてもの。
奥にインクラインがあるので、その関連の施設だったんでしょうね。


中に入ると木と埃の強烈な匂い。
木造廃墟独特の感じ。
嫌いじゃないです。



中身の無い棚。
何が入ってたんでしょうか。


なんか学校のような雰囲気もありますね。


奥は資材置場になっていました。
といっても十数年は使っていないようです。


緑の光がとても綺麗。

続く