
ワンダーJAPAN13号にて紹介されていた赤沢隧道。
以前から存在は知っていましたが、掲載されていた写真がなかなかに素晴らしかったのでちょっくら行ってきました。
まずは東海道線に揺られて最寄り駅の真鶴駅へ。
都内からそんなに時間がかからないのでサクっと行けます。
そこからタクシーでとあるバス停(I停留所)まで。
このバス停、平日は根府川駅よりバスが出ているんですが、休日は出ていない為、わざわざタクシーを使わないと行けないんですよね・・・
まあ歩いても1時間かからないくらいでいけるとは思いますが。
輪行もありですねー
さてこのIバス停留所(根府川&バスで調べればすぐわかるかと思います)に付きましたら、脇の坂道を下ります。

最初の分かれ道を左に行くと突然相模湾を一望できる絶景ポイントに到着。
観光地になってもおかしくないくらいの絶景!

みかん畑?
収穫されずに朽ち果てている所を見ると廃みかん畑でしょうか?
新しいジャンルですね。
さてしばらく絶景を堪能した後は左の坂を下ります。
しばらく蜘蛛の巣と格闘しながら進むと廃トロッコと軌道が。
ここで右の竹林を突っ切ると石壁がありその向こう側に目的地の廃線跡があります。

つっても軌道は撤去されているので廃線感はゼロですね・・・
こっち側(降りてきた所からみて右側)のトンネルはJR東海の資材置き場として使われています。
先にいっても東海道本線と合流するだけなので、ここは反対側に向かいます。

ちっこい隧道。
ここはあんまり見所が無いかなー

ちっこい隧道を抜けると右手に相模湾が見えるポイントに。

その先には短い鉄橋が架かっています。
錆びまくり。
あと10年くらいで無くなってそうです。

鉄橋を渡ると目的の隧道に到着。
思わずため息が出る美しさ・・・
想像してた以上に迫力があります。

窓から差し込む光が素晴らしい!

一部の箇所には補強の為の鉄骨が張り巡らされています。

その鉄骨のせいで窓に十字架がかかっているような感じになっています。
教会っぽい。


多少落書き(グラフティ)がありますが、ゴミも無く荒らされている様子はありません。
やはり気楽に来れるような場所では無いからでしょうね~

トンネル中腹くらい。
ここには鉄骨がありません。
場所によって表情が変わるのも面白い所ですね。

一番東京よりの箇所は開口部分が多く、まるで神殿のようになっています。


この辺りの景色が一番好きかもしれません。
ジャンル的には廃線系になるのかもしれませんが緑とコンクリートのコントラストはまさしく廃墟のそれですね。
かっこいい!

とりあえず普通の写真はここまで。
次回は恒例のDD撮影写真を。
あ、一応念のため。
隧道までの行程をかなり端折ったので、さも楽に行けそうな感じがするかと思いますが、実際は藪漕ぎ&蜘蛛の巣トラップがすさまじく、道も危険な箇所が多いです。
決して楽に行ける場所ではありませんので、行きたい!とお考えの方は今一度、己が本気でそう思っているか考えてみてください。
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